こぎん刺し 模様採集 2026カレンダー：時を超えたデザインをまとう
青森の伝統工芸「こぎん刺し」。その源流にある「古作こぎん」の洗練された幾何学模様を採集した、2026年壁掛けカレンダーが登場します。
江戸時代後期から明治時代にかけて、厳しい暮らしの中で津軽の女性たちが、保温と補強のために刺し続けた「古作こぎん」。その強さと美意識が息づく模様は、時を超えて現代の私たちをも深く魅了します。
歴史とデザインが交差する、唯一無二のコレクション
本カレンダーは、青森県内でこぎん刺しの歴史を伝える三つの展示館が特別に協力。それぞれの館が所蔵する貴重な古作こぎんから、選りすぐりの模様が収録されています。
平川市 農閑工芸（大川亮）記念館編
弘前市 佐藤陽子こぎん展示館編
弘前市 ゆめみるこぎん館編
特徴的なのは、ただ模様を紹介するだけでなく、刺し子の芸術性を際立たせる裏模様までを丁寧に掲載している点です。巻末には、掲載模様の図案（1点）と、模様を採集した古作の全体像も紹介されており、歴史的価値とデザイン性を同時に楽しむことができる、「採集」の名にふさわしい内容となっています。
洗練されたモノトーンと華奢なデザイン
サイズは13cm × 26cmの縦型見開き。モノクロ印刷で、こぎん刺しの紺と白のコントラストを彷彿とさせる、スタイリッシュでモダンな仕上がりです。
壁掛けタイプで、縦長の華奢なフォルムは、どんな空間にも自然と馴染むナチュラルで上質な雰囲気を演出します。伝統工芸でありながら、おしゃれでかっこいいデザインは、インテリアとしての存在感も抜群です。
伝統の深さと現代的なセンスが融合した、「こぎん刺し 模様採集 2026カレンダー」。日常の中に、静かで力強い美意識を呼び込む一冊。
販売価格 ３種類各２２００円(税込)