昨年8月に閉店した中三弘前店に展示されていた津軽塗の大型パネル作品6枚が、弘前さくらまつり期間中の4月18日から5月5日まで、土手町にある建物で一般公開します。作品は津軽塗団体が制作したもので、津軽塗の現代史を考える上で貴重なものとされています。一般公開に先立ち、3月25日に作品が店外へ搬出され、報道陣向けにお披露目させていただきました。弘前大学の高橋憲人助教は、「津軽塗業界が新しい模様や色彩にチャレンジした昭和60年代のムーブメントを象徴している」と評価しています。
旧中三弘前店の跡地利用については未定ですが、今回の展示をきっかけに、多くの人に津軽塗の魅力を再発見してもらい、土手町全体の活性化に繋がることを期待します。
さくらまつり期間中に展示する場所は秘密。街歩きを楽しみながら貴重な作品を見つけてもらえればと思います。たくさんの方々に見てもらえますように。
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